ほわいとあうと

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【徹底比較】東京→大阪を安く移動する!

はじめに

 連休や週末などふらっと西へ旅行などする人も多いと思います。東京から大阪方面へは東海道新幹線を利用するのが定番ですが、学生旅行などなるべく交通費を安く抑えたい人も多いと思います。そこで今回は東京→大阪の移動手段を複数挙げて料金や利便性を比較していきます!

 

 

1.東海道新幹線

①通常の運賃で乗車

東海道新幹線で東京→新大阪を移動する場合

普通運賃(¥8,910)+特急料金の合計額を下の表にまとめました。

のぞみ号に乗車の場合は速達料金としてひかり号・こだま号よりやや高くなります

  のぞみ ひかり こだま
普通車指定席 14,720 14,400 14,400
普通車自由席 13,870 13,870 13,870
グリーン車 19,590 19,270 19,270

(2020年2月現在)


 速達性・利便性を優先するならこの選択肢一択になります。のぞみ号を利用しなくても、のぞみ号とほとんど停車駅が変わらない速達タイプのひかり号も存在します。少しでも料金を安く抑えたい方はひかり号の利用もおすすめです。ただし、ひかり号は「JAPAN RAIL PASS」という外国人観光客向けの乗車券利用の対象列車なので、長期休暇など観光客が多い時期は混み合っていることもあります。

 

②スマートEX・エクスプレス予約

 JR東海のインターネット予約サービスを利用する方法があります。こちらは利用するためにクレジットカードが必要になります。乗車前にきっぷを駅で発見する必要がなく、手持ちの交通系ICカード(スマートEX)や新幹線専用ICカードエクスプレス予約)で乗車することができるので利便性が高いです。

 また、早期予約の割引もあるのであらかじめ日程が決まっている場合には便利でお得に乗車することができます。

JR東海公式:https://jr-central.co.jp/ex/point/smart-difference/

 

ぷらっとこだま

 こだま号限定のお得な乗車方法がこの「ぷらっとこだま」です。こだま号のみ利用可能なので時間が大幅にかかります。したがって短時間で移動したい人にはおすすめしません。しかし1時間に1本から2本程度は利用できる列車があり、さらに¥1,500の加算料金でグリーン車を利用することもできます。また、こだま号は混雑していない列車も多くあるのでゆったりした新幹線の旅を楽しみたい方にはおすすめの乗車方法です。駅の売店で利用可能な1ドリンク引換券も付いてくるのでお得感は満載です。

 このきっぷはJTBなどの旅行代理店や東海道新幹線の駅にある「JR東海ツアーズ」で購入することができます。ただし当日の購入はできないので注意する必要があります。

 

④ホテルセットの乗車券

 新大阪到着後にホテルに宿泊する予定がある場合は、新幹線とホテルの代金がセットになったプランが最も安くなることがあります。様々なホテルとセットで購入することができるので当日の予定に合わせて安く便利に利用することができます。新幹線も速達タイプを利用できるので移動時間も短く済みます。

 宿泊する場合には新幹線・ホテルセットのプランが最もおすすめです。

 

 

2.在来線

 青春18きっぷを利用して東京→大阪をすべて在来線で乗り継いでいけば、交通費がなんと一日当たり¥2,410で移動することができます(青春18きっぷ発売期間に限る)。ムーンライトながらなどの臨時快速列車を利用して移動する方法もありますが、すべての行程を在来線の普通列車・快速列車で移動するのは時間がとてもかかります。新幹線と併用したり、鉄道旅そのものを楽しみたい方にはおすすめと言えます。

 

3.高速バス

 東京から大阪に向かう高速バスは昼間・夜間を問わず多く走っています。高速バスのメリットは何といっても寝ている間に移動して翌朝到着してすぐに活動開始できるところです。出発地も東京駅・バスタ新宿池袋駅横浜駅など東京近辺の主要駅から発着しているので自宅から最も近い駅から乗車することができます。料金も乗車するバスのグレードによりますが一般的には新幹線よりも大幅に安く設定されていることが多く、交通費を安く抑えたい方にはおすすめです。デメリットとしては、4列シートの場合、隣の人と長時間をともに過ごす必要があったり、いびき・騒音・光害などによって眠れない・不快に感じる人も多いです。3列シートのバスや個室タイプの豪華なバスも存在しますが、車両のグレードに比例して料金も高くなるため、そのような場合には新幹線を利用するのが良いでしょう。

 

4.航空機

 飛行機を利用する場合、東京羽田空港や成田空港からLCC(格安航空会社)を利用する方法があります。LCCの多くは成田空港から出発するので千葉県近郊の方には便利で安い方法と言えます。東京都内から利用する場合は、空港までの交通費が別途必要になります。したがってほかの手段と比較してから利用を検討する必要があります。

 25歳以下の方にはお得に搭乗する方法があります。それは全日空の「スマートU25」を利用する方法です。

www.ana.co.jp

 これは、当日の便に空席があればその航空券を格安で販売するサービスです。当日に空きがない便や前もっての予約はできませんが、ふと思い立った時や急に移動することが決まった場合などには破格の航空運賃で利用することができます。また「スマートU25」にあわせた宿泊プランなども用意されているので、併せて利用するとよいです。

 

 

まとめ

 東京から大阪への移動手段はたくさんあります。前々から計画している旅行なら「新幹線の早得」、当日に「そうだ、大阪行こう」と思い立てば「全日空スマートU25」(25歳以下に限る)、安く移動したければ「高速バス」というように、最も自分の行程に適したものを選ぶとお得で快適に旅行ができると思います。移動手段の検討に少しでも役に立てば幸いです。